使用頻度は少ないけど、インパクトレンチを持っている方は、1つは持っていたい工具、それはソケットアンビルチャックです。
いざというときに役立ちます。
ちなみに、インパクトレンチ用のソケットアンビルチャックとは、
インパクトレンチで六角軸のビットやドリルが使えるようになるアダプターです。
以前のブログ「マキタ 充電式インパクトドライバとインパクトレンチの比較。」で紹介した、充電式のマキタのインパクトドライバーとインパクトレンチを持っているので、基本的にインパクトレンチ用のソケットアンビルチャックは必要ありません。
しかし、電動工具を共用で使用しているので、使いたいときにインパクトドライバーがない場合があります。
そんなときインパクトレンチ用のソケットアンビルチャックがあれば、インパクトレンチがインパクトドライバーのように使えるので、急いでいるときなど、とても役立ちます。
そんなソケットアンビルチャックをレビューしていきます。
SK11 ソケットアンビルチャック SSAC-4を選んだ理由
SK11のソケットアンビルチャック SSAC-4を選んだ理由は、見た目と価格が安かったからです。
マキタのインパクトレンチなので、マキタのビットアダプターと迷いましたが、価格が3,000円ぐらいするので、普段あまり使わないものにお金をかけるのはちょっと引けるので、価格の安いのでSK11のソケットアダプターに決めました。
SK11 ソケットアンビルチャック SSAC-4の紹介
SK11 ソケットアンビルチャック SSAC-4
インパクトレンチで六角軸のビットやドリルが使用可能になるアダプターです。
スリーブを引かなくても差し込むだけで装着できる、クイックチャック採用しています。
【用途】インパクトレンチで六角軸のビットやドリルを使用。
【特徴】スリーブを引かなくても差し込むだけで装着できる、クイックチャック採用しています。
【差込角】1/2(12.7mm)インパクトレンチ用。
【軸径】6.35mm六角軸。
【サイズ】幅25×高さ55×奥行き25mm
【重量】90g
SK11以外に気になる商品
1.マキタ(Makita) ビットアダプタ(スライドスリーブ式) A-33750
使ったことはありませんが、マキタのインパクトレンチとの相性が良いはず。
価格が高いのがネック。
2.TRUSCO(トラスコ) インパクトレンチ用六角軸アダプター 差込角12.7mm T6AD-4
スリーブ部が細長いので、使いやすそうです。
価格も、まあまあします。
3.イチネンMTM ツール事業部 ミツトモ QC六角軸変換アダプター IM―4W2H―AP 19790
QCというアダプタで簡単装着でき、ピン留め不要の為、Qリングやピンを紛失する心配がないそうです。
価格も安く気になる商品です。
SK11 ソケットアンビルチャック SSAC-4を使ってみた感想
インパクトレンチに装着
マキタの18V充電式インパクトレンチ「TW300DZ」に装着してみました。
装着にはソケットピンとOリングを使用しないといけませんが、マキタのインパクトレンチはソケット抜け落ち防止のCスプリングが付いているので、ソケットピンとOリングを使わなくても保持してくれます。
ちょっとした作業なら、これで十分です。
がっつり使用するなら、引くときにソケットアンビルが外れるかもしれないので、ソケットピンを使ってください。
ピンを通す穴に対して、ピンが細すぎかなって思いました。
ビットの抜き差しが簡単でスムーズ
ドリルビットなど、引っかかることなくスムーズに抜き差しできます。
しかも、クイックチャックを採用しているので、スリーブを引かなくても差し込むだけで装着できるので、早くて簡単です。
スムーズに装着できる割に、がたつきも少なくしっかりしています。
スリーブをスライドさせて、ビットを取り外します。
ドリルで穴を開けてみました
実際にドリルビットを装着して、鉄板に穴を開けてみました。
特にブレを感じることなく、普通のインパクトドライバーのように使う事ができました。
不満もなく普通に使えます。
※ドリルビットをインパクトドライバーで使用すると折れやすいので、基本的にドリルビットは、ドリルドライバーなどの穴あけ専用電動工具を使用した方が良いです。
インパクトレンチは高トルクなので注意
インパクトレンチはインパクトドライバーよりトルクが大きいので、ビス締めなどする際は注意が必要です。
トルクを調整できるタイプは小さくし、出来ないタイプは手で加減しないといけません。
おわりに
ソケットアンビルチャックは、インパクトレンチがインパクトドライバーの代用として使えるので、いざというときに役立ちます。
インパクトレンチを持っている方は、1つは準備していても損はしません。
また、緊急時以外にも使い方があります。
インパクトドライバとインパクトレンチを持っていると使い分けができますが、ソケットアンビルチャックがあればインパクトドライバが2台あるようになるので、作業効率が上がります。
たとえば、ドライバービットやドリルビットを頻繁に入替える作業がある場合など、2台をインパクトドライバーとして使えば、ビットの入替えの手間が省け効率があがるので、とても便利です。
それに、マキタのインパクトレンチと相性も良かったのでオススメです。