今まで1度も扱ったことが無いチェンソーですが、マキタの充電式のチェンソーを買ってしまいました。
ちなみに購入したのは2020年11月です。
そもそもチェンソーを購入した理由は、
自治会所有の公園に大きなセンダンの木があり、これ以上大きくなると近くのトイレに被害が及ぶため、自治会員で伐採をすることになりました。
しかし自治会員の数名しかチェンソーを持っておらず、その当時の自治会長だった僕も何か手伝いできないかと思いチェンソーを購入することにしました。
それに、台風や災害などの後に木や竹などが道路を塞ぐこともあるので、そう言う場合にも使えると思い購入を決めました。
今までチェンソーを購入したことも使用したことも無かったので、どのようなチェンソーを購入すればよいか迷いました。
チェンソーと言えばエンジン式のイメージが大きいですが、いろいろ調べたところ電動式のチェンソーも多数あります。
電動式の方が手軽でメンテナンスも特に面倒ではないですし、電動式の中でも電源の要らない充電式のコードレスタイプが良さそうです。
そこで以前購入した「マキタの充電式インパクトレンチ TW300DZ」と「マキタの充電式インパクトドライバ TD171DRGX」の18Vのバッテリーが使い回せるので、マキタの18V充電式のチェンソーの中から選ぶことにしました。
その中から選んだのが、マキタ 充電式チェンソー MUC254DZNRです。
このチェンソーは軽量でコンパクト、パワーも23mlエンジン式と同じ使用感で、しかも薄刃仕様なので低振動で食いつき良いそうです。
実際使ってみて思ったことは、エンジン式ではなく充電式のチェンソーを購入して正解でした。
その理由は、10cmぐらいの木材がスパッと簡単に切れますし、しかも操作が簡単で特別なメンテナンスも必要ないからです。
そんな初心者にも扱いやすいマキタの18V充電式チェンソーをレビューします。
購入品 マキタ 充電式チェンソー MUC254DZNR (本体のみ) (赤)
マキタ 充電式チェンソー MUC254DZNR (本体のみ) (赤)
【商品紹介】
- ●薄刃仕様 ゲージ厚1.1mm 低振動で鋭い喰いつき
- ●軽量+高回転 23mlエンジン式と同等の使用感!※マキタ製品比
- ●高トルク・アウタロータ式ブラシレスモータ搭載+ダイレクトドライブでエンジン式同等の高回転(チェーンスピード22.5m/秒)
- ●専用スプロケットノーズバー仕様:スリムな先端で入り組んだ枝でもせん定しやすい。
- ●先端部のスプロケット(歯車)により、チェーン回転抵抗を減らしパワーを最大限に伝達。
- ●プロユースに最適な、優れた機能性:粘りの高速切断「太枝モード(直径10cm目安)」搭載。
- ●優れた重心バランスにより軽い取り回し感。「収納式」オイルタンクキャップにより枝の引っ掛かりを低減。
- ●直流18V、スライド式Li-ionバッテリ仕様、バッテリ・充電器別売
- ●1充電あたりの作業量(目安):約220本 杉角材50mm
- ●本機寸法:439×184×191mm
- ●質量:3.0kg(バッテリ・チェーン刃・ガイドバー含む)
参照元:マキタ
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内容物
組み立て後
注意点として、チェーンには方向性があるので間違えないようにしてください。
試し切りをしたら全く切れなかったので、確認したら逆に取付けていました。
本当に少しも切れなかったので、逆にすごいと思いました。
スプロケットとスプロケットカバー
ガイドバー裏と表
チェンソーオイルタンクキャップとオイル残量確認窓
電源スイッチとオイル吐出量調整ネジ
マキタ 充電式チェンソー MUC254DZNR (本体のみ) (赤)を選んだ理由
マキタの充電式チェンソーは種類が豊富で選ぶのに少し悩みましたが、以下の理由でマキタ 充電式チェンソー MUC254DZNR (本体のみ) (赤)に決めました。
1.手持ちの18Vリチウムイオンバッテリーが使える
マキタの18Vリチウムイオンバッテリーを複数個持っているので、使い回しが出来るため本体のみ購入。
2.軽量でコンパクト
重量が3Kgとチェンソーの中では軽量で、トップハンドルなのでコンパクトです。
3.ガイドバーの長さが250mm
200mmは短かく、300mmになると本体重量が大きい物しか無かったので、ちょうど良い250mmに決めました。
4.それなりにパワーがあること
軽量でコンパクトですが、「23mlエンジン式と同等の使用感!」と書いてあったので、それなりにパワーがあると思いました。
5.薄刃仕様で切れ味が良い
薄刃仕様(ゲージ厚1.1mm)なので振動が少なく、切り込みが早い。
6.赤色の方が無くしにくいので
緑色だと山の中で無くしやすいと聞いたことがあるので、赤色にしました。
チェンソー使用時の防護用品
作業中の怪我防止のために、保護めがね、チャップス(防護ズボン)、作業手袋などがあると安心です。
保護めがね:bolle SAFETY ユニバーサル クリアレンズ
チャップス:ハスクバーナ チャップスIIファンクショナル S
マキタ 充電式チェンソー MUC254DZNR を使ってみた感想
チェンソーを扱うのが初めてなので、初めは緊張でドキドキです。
チェンソーでの死亡事故など聞いたことがあるので、取扱いは慎重に作業します。
初めて切る木は近所の山に落ちていた直径7.8CMぐらいの木の枝を切ることにしました。
さっそく切る準備です。
フロントバンパーガードを手前に引いてチェーンブレーキを解除し、ハンドルの上部にある電源をいれます。
スイッチの引き金を引くとチェンソーが回り出します。引き金の加減で回転数を調整することもできます。
ドキドキしながらYouTubeで見たとおりにチェンソーの根元に押し当てて切ると、スパッと簡単に軽く切ることができ、あっけなく切断作業が終わりました。
ノコギリで木を切るのが馬鹿みたいに思えるぐらい、早く切れます。
調子に乗って、続けて5、6回切断してみましたが、スパスパ気持ち良く切れます。
チェンソーだと7.8cmの木材を切断するのに約2秒ぐらい、ノコギリで切ると十数秒はかかると思います。
しかも労力がかかりません!大量の木材を切る場合にはチェンソーは必需品だと思いました。
また振動も少ないので、疲れにくいかもしれません。
後日、自治会のセンダンの木の伐採した10cmぐらいまでの枝を、切断するお手伝いができました。
試しに20cm近い丸太切断してみましたが、スパッとは切断できませんでした。
しかし時間は少々かかりましたが、切ることができました。
マキタ 充電式チェンソー MUC254DZNR のメリット
1.燃料がいらない
充電式なので当たり前ですが、燃料を買いに行ったりチェンソーに入れたりする手間がかからないのが良いです。
2.メンテナンスが楽
エンジン式のチェンソーの場合、燃料やエアクリーナーなど清掃箇所が多く、スパークプラグなどの消耗品の点検などメンテナンスに時間がかかります。
充電式のチェンソーは特にメンテナンスが要らないので、楽ちんです。
3.音が静か
これもエンジン式のチェンソーとの比較になりますが、モーターなので音が静かです。
マキタ 充電式チェンソー MUC254DZNR のデメリット
1.チェンソーオイルが漏れやすい?
チェンソーオイルを入れた状態で一週間ほど置いていたら、床にオイルが少し漏れてました。
そういう作りなのか不良品なのか分りませんが、少しなのでそのまま放置してます。
2.木くずが溜まりやすい
スプロケットカバー内に木くずが溜まりやすいです。
チェンソーはこういう物なのかな?こまめに清掃すれば済みますね。
おわりに
初めてのチェンソーでしたが、操作が簡単なので取扱いも楽で安心して使用することができました。
しかも今回購入したチェンソーは薄刃仕様なので、木の枝にスッと入っていく感じで鋭い食いつきで切りやすいです。
ちょっとした木材のカットや雑木など簡単に切れますので、山や庭木の多い家などでは1台持っていても良いかもしれません。
しかも、災害時に家屋の倒壊や倒木による道路の封鎖など、持っていると何かと役立ちそうです。
充電式なので充電しないと使用できませんが、「初めてのポータブル電源。「EcoFlow RIVER 600 シリーズ」」で紹介したポータブル電源とソーラーパネルがあれば停電時でも充電できるので、災害時には「鬼に金棒」みたいで心強いですね。
初心者で使用頻度が少ない方には、メンテナンスが楽な充電式のチェンソーがオススメです。
マキタ 充電式チェンソー MUC254DZNR (本体のみ) (赤)
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