ゴルフが上手くなるには、新しい技術を身につけなければいけないと思っていました。

スイングを変える。

練習量を増やす。

新しい考え方を取り入れる。

そうやって、自分のゴルフに何かを足そうとしてきました。

しかし、79を出したラウンドを振り返ると、少し違うことに気づきました。

上手くいったのは、新しいものを足したからではありません。

自分のスイングを乱すものを、少しずつ引いてきたからだったのかもしれません。

▼79を出したラウンドはこちら

👉[79を振り返る|完璧なショットを打たなくても70台は出せる]

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振り返ると、引き算の連続だった

ここ数か月を振り返ると、自分のゴルフは「引き算」の連続でした。

飛ばそうとする気持ちを引く。

力みを引く。

打ち急ぎを引く。

完璧なショットを求める気持ちを引く。

何か新しい技術を身につけたというより、余計なことをしなくなったことで、少しずつ自分のスイングが安定してきました。

79を出したラウンドでも、ドライバーやアイアンが特別良かったわけではありません。

どちらも「まあまあ」。

完璧なショットは、それほど多くありませんでした。

以前なら、

「ナイスショットが少なかったから、今日は良くなかった」

と考えていたかもしれません。

でも今は違います。

70点のショットを積み重ねれば、十分にスコアは作れる。

そう実感できるようになりました。

ミスが多かったのは、ユーティリティとフェアウェイウッド

一方で、気になることもありました。

79を出したラウンドでミスが目立ったのは、ユーティリティとフェアウェイウッドです。

最初は、

「まだ練習量が足りないからだろう」

と思いました。

もちろん、それも理由の一つだと思います。

ただ、ラウンドを振り返っているうちに、技術以外にも違いがあったことに気づきました。

それは、

ショットの前に考えていたことです。

後半6番ロングホールで起きたこと

一番印象に残っているのは、後半6番ロングホールの2打目です。

ティーショットが少しこすり気味で、思ったほど飛距離が出ませんでした。

コースのうねりもあり、前方の状況が見えにくい場面でした。

そこで私は、

「少しでも前へ運びたい」

と考え、3Wを選びました。

結果は、信じられないほどのミスショット。

ほとんど前へ進みませんでした。

さらに、そのミスを取り返そうとして5Wを持ちました。

しかし、これもミス。

一つのミスを、もう一つの無理なショットで取り返そうとしてしまいました。

今振り返ると、最初から7Wで確実に前へ運べば、次はPWか9番アイアンでグリーンを狙えた可能性があります。

あの場面で問題だったのは、3Wや5Wを打つ技術だけではありません。

「少しでも前へ」という気持ちが、クラブ選択とスイングのテンポを変えてしまったこと。

それが一番の問題だったように思います。

良いショットでは、考えていることが違った

一方、前半4番ホールでは、5Uで納得できるショットを打てました。

左足下がりのライだったため、

「コンパクトに振ろう」

「傾斜に合わせて、しっかりボールをとらえよう」

考えていたのは、それだけです。

グリーンオンこそしませんでしたが、ボールは真っすぐ飛び、カラー付近まで運ぶことができました。

後半6番の3Wと、前半4番の5U。

どちらも長いクラブを使ったショットです。

それでも、結果は大きく違いました。

技術的な違いもあったと思います。

しかし、それ以上に大きかったのは、

未来を見ていたか、目の前の一球を見ていたか。

その違いだったのではないかと思います。

先を見すぎると、目の前の一球を見失う

後半6番では、

「少しでも飛ばしたい」

「次を短いクラブで打ちたい」

「ここで取り返したい」

と、ショットの先にある結果ばかりを考えていました。

そのため、目の前のボールをいつものテンポで打つことができませんでした。

一方、前半4番では、

「この傾斜から、ボールをしっかりとらえる」

という、今やるべきことだけに集中していました。

ゴルフは18ホールのスポーツです。

しかし、

スイングは、目の前の一球しか打てません。

パーを取りたい。

グリーンに乗せたい。

少しでも前へ進めたい。

そう考えること自体が悪いわけではありません。

狙いを決め、クラブを選ぶためには、その先を考える必要があります。

ただし、打つ瞬間まで結果を考え続けると、いつものテンポやスイングが変わってしまいます。

考えるのは、打つ前まで。

構えたあとは、目の前の一球だけを見る。

その切り替えが必要なのだと思います。

引くべきものは、結果への意識だった

これまで私は、

  • 力み
  • 打ち急ぎ
  • 飛ばそうとする気持ち
  • 完璧を求める気持ち

を少しずつ手放してきました。

そして今回、もう一つ引くべきものが見つかりました。

それは、

打つ瞬間まで結果を求め続けることです。

グリーンに乗せたい。

遠くへ飛ばしたい。

パーを取りたい。

そうした目標は、ショットの方針を決めるときには必要です。

しかし、アドレスに入ったあとは一度手放す。

目の前のボールを、いつものテンポで打つ。

結果は、そのあとについてくるものです。

次回の検証テーマ

次のラウンドでは、一つだけ意識してみようと思います。

打つ瞬間は、その先を考えない。

狙いを決める。

クラブを選ぶ。

ミスしても大きな問題にならない場所を確認する。

そこまではしっかり考えます。

しかし、アドレスに入ったあとは、

  • 飛ばしたい
  • 乗せたい
  • 寄せたい
  • パーを取りたい

という気持ちを一度脇に置く。

そして、目の前の一球をいつものテンポで打つことだけに集中する。

それができれば、長いクラブのミスも少しずつ減っていくのではないかと思っています。

▼結果ではなく、打つことに集中する考え方はこちら

👉[グリーンを狙いすぎると崩れる?|結果ではなく「打つこと」に集中する]

まとめ

ゴルフが上手くなるには、何かを足さなければいけないと思っていました。

新しいスイング。

新しい練習方法。

新しい考え方。

しかし、最近は少し違います。

余計な力を引く。

余計な欲を引く。

余計な焦りを引く。

そして今回、新しく引くべきものが見つかりました。

打つ瞬間まで、結果を求め続けること。

ゴルフは18ホールを考えながら進めるスポーツです。

それでも、実際に打てるのは目の前の一球だけです。

先のことを考えるのは、構える前まで。

構えたあとは、自分のテンポで打つことに集中する。

シングルへの道は、新しい技術を増やすことだけではありません。

自分のスイングを乱しているものを見つけ、一つずつ手放していくこと。

それもまた、大切な上達なのだと思います。

スイングを変えたから自信がついたのではありません。
自分のスイングを理解したから、自信がついた。

シングルへの道は、余計なものを手放しながら、自分のゴルフを見つけていく道なのかもしれません。

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