【ギヤ実験室】クラブを変えて気づいた。本当に変えるべきだったのは自分だった|QUANTUM ◆◆◆ MAX
今回、ドライバーをQUANTUM ◆◆◆ MAXへ変更しました。
購入した目的は、
安心して振れて、安定して飛ばせるドライバーを作ること。
桃プロが使用していたこともあり、最新クラブの性能を体感してみたいという気持ちもありました。
そしてもう一つ、
AI SMOKE ◆◆◆の構えやすさと振り抜きの良さを残しながら、もう少し寛容性のあるドライバーが欲しいと考えたことも、購入理由の一つです。
しかし、ウェイトを何度も調整していく中で、思っていたのとは違う答えにたどり着きました。
クラブを変えれば、すぐに安定するわけではありませんでした。
むしろ今回一番変わったのは、クラブではなく自分自身だったのかもしれません。
AI SMOKE ◆◆◆は良いクラブだった
以前使用していたAI SMOKE ◆◆◆は、本当に良いドライバーでした。
小ぶりに見えるヘッド。
振り抜きの良さ。
構えたときのシャープな印象。
もともとスライサーだった私は、なぜか上級者向けでフェードバイアスのAI SMOKE ◆◆◆に惹かれました。
実際に良いショットが出たときの弾道や飛距離には満足していました。
ただ、私にとっては少し難しいクラブでもありました。
ティーグラウンドに立つたびに、
「右へ大きく曲がらないかな」
という不安がありました。
良いショットを打てる性能はある。
しかし、毎回安心して振れるわけではない。
そこで今回は、AI SMOKE ◆◆◆の良さを残しながら、もう少し安心して構えられるドライバーを探しました。
その候補になったのが、QUANTUM ◆◆◆ MAXでした。
ウェイトを変えれば答えが見つかると思っていた
AI SMOKE ◆◆◆では、ウェイトを変更することでヘッドの重さやバランスが変わり、振り心地にも大きな違いが出ることを経験しました。
そのため、QUANTUM ◆◆◆ MAXでも、
「自分に合うウェイトを見つければ、もっと安定して飛ばせるはず」
と考えました。
前後のウェイトを交換しながら練習場で打ち、実際のラウンドでも試しました。
ところが、
昨日良かったセッティングが、今日はしっくりこない。
今日はフロントを重くした方が良く感じても、次回はリアを重くした方が振りやすく感じる。
試すたびに印象が変わり、結局、どのウェイトが正解なのか分からなくなりました。
最初は、クラブの調整が足りないのだと思っていました。
原因はクラブだけではなかった
何度も試しているうちに、あることに気づきました。
ウェイトを変えるたびに結果が変わっているのではなく、
毎回、自分のスイングも変わっていたのです。
打ち急いでいる日。
ボール位置が少し違う日。
ティーの高さが合っていない日。
飛ばそうとしてスイングが大きくなっている日。
自分のベースが安定していない状態では、クラブの違いだけを正しく比較することはできません。
たとえ同じセッティングでも、自分の振り方が違えば結果は変わります。
この頃から、ウェイトを変更することよりも、
- アドレス
- ボール位置
- ティーの高さ
- 打ち急がないこと
- コンパクトスイング
こうした、自分のベースを作ることを優先するようになりました。
▼コンパクトスイングで変わった考え方はこちら
👉[ドライバーは飛ばすクラブじゃなかった|79で変わったゴルフの考え方]
現在のセッティング
いろいろ試した結果、現在は次のセッティングで落ち着いています。
フロント:4g
リア:6g+1g
まだ、これが完成形だとは思っていません。
「この数値が絶対に正解」というわけでもありません。
ただ、これまで試した中では、この重量が比較的自然に振れ、データも安定していました。
そのため、現在の仮決定としています。
今はウェイトを頻繁に変更するより、このセッティングに固定して自分のスイングを整える方が、検証としても意味があると考えています。
3ラウンド使って感じたこと
現在のセッティングで、3ラウンド続けてプレーしました。
正直に言うと、
QUANTUM ◆◆◆ MAXのおかげで飛ぶようになったのか。
それとも、コンパクトスイングやベース作りの成果なのか。
今の段階では、はっきりと切り分けられません。
おそらく、クラブとスイングの両方が影響しているのだと思います。
ただし、今の自分はクラブの違いだけを正確に判断できるほど、ベースとなるスイングが完成しているわけではありません。
そのため、
「このクラブに変えたから飛距離が伸びた」
とは、まだ言い切れません。
コンパクトでも230ヤード前後飛んでいた
実際のラウンドでは、コンパクトスイングを意識していても、平らなホールでトータル230ヤード前後飛んでいる場面が何度かありました。
以前は、
「もっと大きく振らなければ飛ばない」
と思っていました。
しかし今は、
力いっぱい振ることよりも、芯でとらえることの方が飛距離につながる
と感じています。
もちろん、ランの量や風、フェアウェイの硬さなども影響するため、トータル飛距離だけでクラブ性能を判断することはできません。
それでも、コンパクトに振っても必要な飛距離が出ていたことは、自分にとって大きな収穫でした。
テンプラ気味でも大きく飛距離を失わなかった
さらに印象に残っているのが、テンプラ気味の当たりでも200ヤード前後進んでいたことです。
以前なら、大きく飛距離を失っていたようなミスショットでも、思った以上に前へ進んでいました。
これが、
- コンパクトスイングで大きなミスにならなかったのか
- QUANTUM ◆◆◆ MAXの寛容性によるものなのか
- その両方なのか
現時点では断言できません。
ただ、実戦で使った印象としては、
ミスショット時の飛距離ロスが少なくなった
と感じています。
ナイスショットがどれだけ飛ぶかだけでなく、ミスしたときにどれだけ残ってくれるか。
ラウンドで使うドライバーには、その性能も重要だと思います。
一番変わったのは安心感
QUANTUM ◆◆◆ MAXに変えて、一番大きく変わったのは飛距離ではありません。
ティーグラウンドでの安心感です。
AI SMOKE ◆◆◆は、今でも良いドライバーだと思っています。
実際、まだ手元に残しています。
それでも、今のところ戻すつもりはありません。
QUANTUM ◆◆◆ MAXの方が、ティーグラウンドで余計な緊張をせず、自然にアドレスへ入れるからです。
構えたときの顔は、AI SMOKE ◆◆◆と大きく変わらず、違和感がありません。
振り抜きも良く、打感はQUANTUM ◆◆◆ MAXの方が好みでした。
そして何より、
「右へ大きく曲がるかもしれない」
という不安が、以前より小さくなりました。
クラブの性能を数値だけで比較することはできます。
しかし、ラウンドでは、
安心して構えられるか。
迷わず振れるか。
という感覚も、結果に大きく影響します。
私にとってQUANTUM ◆◆◆ MAXの一番の価値は、飛距離よりも、この安心感なのかもしれません。
クラブ20%、スイング80%
今回のベストスコア更新につながった理由を、自分なりに割合で表すなら、
クラブ20%、スイング80%。
今のところは、そんな感覚です。
QUANTUM ◆◆◆ MAXの寛容性や安心感は、間違いなくプラスに働いていると思います。
ただ、クラブを変えただけで79が出たわけではありません。
コンパクトに振ること。
打ち急がないこと。
自分のボール位置やティーの高さを整えること。
そうしたベース作りの方が、大きな割合を占めていたと感じています。
一方で、自分に合うクラブを使うことで安心感が生まれ、その安心感がスイングを安定させることもあります。
クラブとスイングは、完全に分けて考えられるものではありません。
自分に合ったクラブが、自分らしいスイングを引き出してくれる。
今回の変更で、そうした関係も少し見えてきました。
今後の検証
現在は、このセッティングを変更する予定はありません。
まずは10ラウンドほど使い続け、自分のベースを固めたいと思っています。
そのうえで、改めてトラックマンなどを使い、
- ヘッドスピード
- ボール初速
- 打ち出し角
- スピン量
- 左右のばらつき
- ミート率
などを確認する予定です。
自分のスイングがある程度安定した状態で計測して、初めてクラブ本来の違いを比較できると思っています。
必要があれば、その段階でウェイトを微調整します。
今はクラブを動かすよりも、自分の基準を固めることを優先します。
まとめ
今回の検証で一番の収穫は、ウェイトの正解が見つかったことではありません。
ベースとなるスイングが安定していなければ、クラブの違いを正しく評価できない。
そのことに気づけたのが、一番大きな収穫でした。
クラブを調整していたつもりでした。
しかし、本当に調整する必要があったのは、自分自身でした。
もちろん、QUANTUM ◆◆◆ MAXの性能や寛容性も、確かに感じています。
ただ、それ以上に大きいのは、
安心してアドレスに入り、迷わず振れること。
もしドライバーショットに苦手意識があり、ティーグラウンドで毎回緊張しているなら、飛距離や数値だけでなく、
「自分が安心して振れるクラブかどうか」
という視点で選ぶことも大切だと思います。
QUANTUM ◆◆◆ MAXは、私にとって単に飛ぶドライバーではありません。
自分のスイングが分からなくなったときでも、安心して戻ってこられる基準のドライバーになりつつあります。
まずは今のセッティングで使い続け、自分のベースを固める。
そして10ラウンドほど経過したところで、もう一度データと実戦の両面から検証してみたいと思います。
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