暗くなってからの帰宅時、暗い玄関の中で靴などに引っかかり、つまずいた事はありませんか?
我が家の玄関照明のスイッチが玄関の奥にあるため、暗い中で靴などに引っかかりつまずく事がよくありました。
「玄関入り口の近くに照明のスイッチがあるといいのにな」って前から思っていましたが、今回重たい腰を持ち上げて、DIYで3路スイッチの増設をすることにしました。
3路スイッチを増設した結果、玄関のドアを開けてすぐ玄関照明を点けることができるようになったので、暗い中をつまずくことも無くなったので、かなり快適になりました。
と言うか、ただ家の設計が悪いだけで、これが普通なのかもしれませんね。
ちなみに玄関照明とは先日紹介した玄関灯ではなく、玄関の中の照明のことです。
今回の玄関照明はこちらです↓
玄関照明の3路スイッチを増設の手順を紹介していきますので、同じような状況の方の参考になればうれしいです。
これまでの状況。
玄関の見取り図
玄関入り口から、玄関の照明スイッチまで、約2m80cmと距離があります。
スイッチ位置は、玄関土間から高さが約1m55cmで、式台からの平面距離が約110cmです。
玄関土間の下駄箱付近から手を伸ばしても、スイッチに届きません。
帰宅時の場合
照明スイッチまで距離があるので、暗い玄関の中をおそるおそる照明スイッチを目指します。
しかも玄関土間から手を伸ばしてもスイッチに届かないので、靴を脱がないといけません。
外出する場合
靴を履いてから玄関照明を消すことができないので、照明を点けっぱなしにするか、照明を消してから暗い中で靴を履くかしないといけませんでした。
玄関照明の3路スイッチの増設
3路スイッチとは?
3路スイッチとは簡単に説明すると、1つの照明を2つ以上のスイッチで操作する回路で使用するスイッチです。
1.スイッチの位置決め
玄関のドアを開けてすぐの所にスイッチを付けたかったので、壁のドアに1番近い位置にしました。
高さは小学3年生の子が届く高さの130cmに決めました。
さっそく壁にスイッチの穴を開けるのですが、壁の裏にある下地材(間柱や胴縁)を避けて穴を開ける必要があります。
下地を探せる便利な工具(針を刺すタイプとセンサータイプ)があります。
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今回はセンサータイプを使用して下地を探しました。
2.壁に穴を開けます。
取付ける位置を決めたら、スイッチの土台になるパネルボックスを埋め込むための穴を開けます。
パネルボックスの縁に沿って、カットする線を引きます。
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線に合わせてボードノコギリでカットしていきます。
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石膏ボードなら綺麗に切れますが、薄いベニヤ板だったので勢いよく切ってしまったら、少し裂けてしまいました。
カットは慎重に、ゆっくりしたほうが良いです。
3.スイッチの取付
スイッチの取付の前に、屋根裏に上って3路回路の結線し、VVFケーブルをこの開けた穴へ引いてきます。
3路スイッチの取り付け
普通の3路スイッチを購入しましたが、消灯中にスイッチ部がうっすら光る「ほたるスイッチ」でも良かったかも。
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4.今までの玄関照明スイッチも3路スイッチに変更
元のスイッチも3路スイッチに取替えます。
上のスイッは外の玄関灯の照明スイッチで、下のスイッチが玄関照明のスイッチで、今までのスイッチと同じサイズの3路スイッチに取替えました。
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5.取付け完了。
ほたるスイッチで無くても、スイッチ自体が大きいので薄暗くても押しやすいです。
3路スイッチ以外の方法は?
1.スマートLED電球
玄関灯に取付けたスマートLED電球を取り付けることもできます。
我が家の玄関照明は電球が3つもあるので、玄関照明にスマートLED電球を3つも使うのは贅沢なので、スマートLED電球に取替える方法は諦めました。
2.センサーライトを取付ける
センサーライトを取付ける方法もあります。
玄関にコンセントがあれば、100V電源タイプ、無ければ電池式のタイプになると思います。
我が家にはコンセントがないので、取付けるとしたら電池タイプになります。
しかし、電池タイプは明るさに比例してサイズが大きくなりますし、価格も高くなります。しかも電池交換もめんどくさいので、センサーライトも諦めました。
おわりに
この3路スイッチの取付けには、電気工事士の資格が必要です。
僕は学生時代に第二種電気工事士の資格を取得していたので、自分で作業することができました。
自分で取付けると材料代だけで済みますが、屋根裏に上ったり配線を通したりで、けっこう苦労します。
下手すると天井を破って下に落ちる事もありますし、屋根裏は狭く体制がきついので、あちこち体が痛くなりました。
でも、3路スイッチのおかげで便利で快適になりましたので、苦労した甲斐がありました。
それにスマート電球のアプリやスマートスピーカーでON/OFFするのもいいですが、3路スイッチなどを増やすことで、音声操作より手軽に早く操作できるので、3路スイッチの増設もアリだと思いました。
照明スイッチなどで不便さを感じていれば、3路スイッチの増設などを考えてみるのも良いかもしれませんね。