スティッククリーナーをハンディクリーナーとしても使用できる、マキタのコードレス掃除機 最上位モデルのCL282FDFCWを購入しました。
以前紹介したマキタの電動工具と同じ18Vリチウムイオンバッテリーシリーズなので、電池を使い回せるのが魅力的なので、掃除機を買うならマキタにしようと思っていました。
最上位モデルにはカプセル式と紙パック式の2つのモデルがあり、それぞれにサイクロンアタッチメントが標準で付属しているモデルがあります。
そのため最上位モデルはこの4種類から選ぶことになります。
この中から選んだのは、紙パック式のサイクロンアタッチメント付きのモデルです。
今回はこの掃除機CL282FDFCWをレビューしますので、購入の参考になれば幸いです。
マキタ コードレス掃除機 紙パック式&サイクロン CL282FDFCW 購入品紹介
購入品
マキタ コードレス掃除機CL282 紙パック式&サイクロン 最上位モデル標準50分稼働/充電22分 18Vバッテリ充電器付 CL282FDFCW
特徴
「業界初」ブラシレスモータ採用
※国内電動工具メーカー製スティッククリーナにおいて。(2019年2月現在、当社調べ。)
60W(パワフルモード時)の吸込み仕事率で強力吸引!
軸受け部にボールベアリングを採用し、耐久性も当社従来機に比べ2倍以上。
低騒音&低振動
排気口の穴あき吸音スポンジで騒音低減。
モータ部のエラストマ一体モータケースで振動低減。
長時間の清掃作業でも快適。
ワンタッチスイッチ
1ボタンで強▶パワフル▶標準モードを切替え。
連続作業に便利。
手を汚さずゴミ捨て紙パック式
「本体内部へのゴミ侵入を防止」誤取付防止構造
紙パックを正しく取り付けないと、ストッパによりフタが閉まらない構造。
パイプロックボタン
パイプを確実に固定でき、取り外しもボタンを押すだけ。
パイプ先端も斜めカットされており、そのまま掃除可能。
ロック付サイクロンアタッチメント(FDFCW標準付属品)
ゴミ捨て簡単。
サイクロンで細かなゴミを遠心分離。
ゴミ捨て頻度約1/6
A-68856
集じん容量:400mL
質量:0.36kg
その他特長
バッテリ切れお知らせ機能付、高輝度LEDライト
抗菌紙パック10枚&高機能ダストバッグ1枚付
主要機能
吸込み仕事率パワフル60/強42/標準15W(3.0Ah満充電相当で測定)
集じん容量(本体部分):(高機能ダストバック)500mL(/紙パック方式)330mL
ロック付サイクロンアタッチメント付(集じん容量400mL)
紙パック式とカップ式の比較
掃除機選びはマキタ1択だったので、比較検討したのは紙パック式かカップ式でした。
比較表
カプセル式(CL281FD) | 紙パック式(CL282FD) | |
吸い込み仕事率(W) | パワフル:60 強:42 標準:15 | パワフル:60 強:42 標準:15 |
集じん容量(mL) | 750 | 高機能ダストパック:500 紙パック:330 |
連続使用時間(min)[分] | パワフル:約15 強:約20 標準:約50 | パワフル:約15 強:約20 標準:約50 |
本体寸法(mm)(長さ×幅×高さ) | 1,016×113×155 (パイプ、ノズル付) | 1,016×114×154 (パイプ、ノズル付) |
質量(kg) (バッテリ含む ノズル、パイプ アタッチメント除く) | 1.4 | 1.5 |
基本的な性能とサイズ、重量はほぼ同じです。
1.集じん方式が違う
大きな違いは名前の通り、集じん方式がカプセル式か紙パック式の違いです。
2.集じん容量が違う
カプセル式は集じん容量が750mLと大きく、対して紙パック式は330mLと容量が少ないです。
3.ゴミの廃棄方法が違う
カプセル式のゴミ捨ては、カプセルをひねって外すだけですが、ホコリなどが舞いやすく高機能フィルタにまとわりついた髪の毛やホコリを取り除くのも、少し面倒そうです。
紙パック式は容量が少ないので、ゴミが溜まるのが早く吸引力も落ちてしまいます。
しかし、ゴミ捨ては紙パックごと捨てることができるので、ゴミ捨ては簡単にできます。
ロック付サイクロンアタッチメントを取付けると大差はない
本体のみで比べると容量の違いが大きくなりますが、ロック付サイクロンアタッチメントを取付けると集じん容量が400mL増えますし、吸い込んだゴミのほとんどがサイクロンアタッチメント内に収まるので、本体内に吸い込まれるゴミが少なくなります。
1.サイクロンアタッチメントを取付けると、吸引力が落ちない
本体のみで使用すると、ゴミが溜まるほど吸引力が落ちてしまいます。
サイクロンアタッチメントを取付けると、ゴミが分離され本体へのゴミの量が少なくなるため、吸引力が持続します。
2.サイクロンアタッチメントを取付けると、メンテナンスの頻度が減る
そのため、本体にセットしている紙パックや高機能ダストパックのメンテナンスの回数が減るので、本体の集じん方式の違いはそこまで変わらないです。
3.サイクロンアタッチメントを取付けると、ゴミ捨てが楽
サイクロンアタッチメントのカップ部分が半透明でゴミの量を確認できます。
しかも細長の形状で口径も小さいので、ゴミやホコリが舞い上がりにくくゴミ捨てが簡単です。
マキタ コードレス掃除機CL281 カプセル式&サイクロン 18Vバッテリ充電器付 CL281FDFCW
(2024/12/05 11:56:31時点 Amazon調べ-詳細)
マキタ コードレス掃除機CL282 紙パック式&サイクロン 18Vバッテリ充電器付 CL282FDFCW
(2024/12/05 11:56:32時点 Amazon調べ-詳細)
マキタ コードレス掃除機 紙パック式&サイクロン CL282FDFCW を使ってみた感想
スティックタイプの掃除機の中では吸引力があると思います。
しかも3段階の吸引力があるため、使う場所によって使い分けられるのが良いです。
自走式ヘッドを使い慣れていたため、自走式ではないマキタ コードレス掃除機はヘッドの滑りが重く感じました。
持ち手の下にバッテリーがあるせいなのか、重心のバランスが悪く長時間の掃除は疲れそうです。
でも、考え方を少し変えてみると、このバランスの悪さが逆に掃除機がけで筋トレになりそうです。
今回購入した紙パック式は、紙パックの他に高機能ダストバッグというフィルターが付属していました。
この高機能ダストバッグは洗う事ができるので、繰り返し使用可能となっています。
とりあえず始めは紙パックを装着して使用してみました。
床掃除をしてみると、吸引されたゴミがサイクロンアタッチメントのカップにクルクル回りながら集められてきます。
サイクロンアタッチメントのカップはワンタッチで取り外せて、そのままゴミ箱にポイッと捨てられるので、とても簡単です。
マキタ コードレス掃除機 紙パック式&サイクロン CL282FDFCW のメリット
1.バッテリーが使い回しできる
18Vリチウムイオンバッテリーシリーズの電動工具を持っている方は、バッテリーが使い回しできるので、充電切れになってもバッテリーを付け替えればすぐに使用できます。
2.手軽に掃除が出来る
スティックタイプの掃除機なので、手軽にサッと掃除機をかけられます。
3.ゴミ捨てが楽
サイクロンアタッチメントのカップがワンタッチで取り外せるので、ゴミ捨てが簡単です。
マキタ コードレス掃除機 紙パック式&サイクロン CL282FDFCW のデメリット
1.バランスがイマイチ
持ち手の下にバッテリーがあるためか、バランスが悪く掃除機が重たく感じる。
2.ヘッドの滑りが悪い
床の材質にもよるとは思いますが、ヘッドの滑りが悪いです。
もしかしたら、自走式ヘッドに使い慣れているので、余計に感じてしまうのかもしれません。
3.紙パックは吸引力が落ちる
サイクロンアタッチメントを使っていても、紙パックに小さな埃が詰まりやすく、次第に吸引力が落ちてしまいます。
付属品の高機能ダストバッグを使用すると、ややメンテナンスが多くなりますが、吸引力が落ちるのが防げます。
紙パック式かカップ式で迷っている方に。
紙パック式がオススメな方
・吸引力は落ちてもかまわないけど、フィルターなどの掃除をしたくない方。
紙パックなのでフィルターの掃除が不要
・チリやホコリなどのゴミの量が比較的少ない方。
ゴミの量が多いと、すぐに紙パックが詰まってしまうので
カップ式がオススメな方
・吸引力を落としたくない方。
本体の集じん容量が大きいので、吸引力が落ちにくいです
・クリーンな排気にしたい方。
HEPAフィルタを取付けられるので
どちらも一長一短がありますが、ロック付サイクロンアタッチメントを取付けることにより、その差が小さくなります。
おわりに
マキタの18Vリチウムイオンバッテリーシリーズを使いだすと、作業などで必要な電動工具を探すときに、真っ先にマキタの充電式の電動工具を調べてしまいます。
何個か揃えてしまうと、そのシリーズで揃えてしまいたくなってしまいますね。
このままいくと、マキタ信者になってしまいそうです。
でも、マキタの18Vリチウムイオンバッテリーを持っている方は、本体のみの購入もできるのでオススメです。
しかし、このマキタのコードレス掃除機は、メインの掃除機には不向きかなと思います。
その1番の理由は、ヘッドにローラーが無いため滑りが悪く、複数の部屋を掃除するのは大変だからです。
サブの掃除機としては優秀で、ときにはメインの掃除機になる性能はあるので、使う場所によって使い分けるのがベストだと思います。
電動工具メーカーの掃除機なので、吸引力や耐久性は高く、倉庫や作業場の掃除など普通の掃除機では躊躇しそうな場所でもガンガン掃除できそうです。
18Vリチウムイオンバッテリーを持っている方は、バッテリ充電器別売タイプがオススメです。
マキタ コードレス掃除機CL281 カプセル式&サイクロン 18Vバッテリ充電器別売 CL281FDZCW
(2024/12/05 11:56:32時点 Amazon調べ-詳細)
マキタ コードレス掃除機CL282 紙パック式&サイクロン 18Vバッテリ充電器別売 CL282FDZCW
(2024/12/06 07:58:18時点 Amazon調べ-詳細)