今回レビューするヘアドライヤー「コイズミ Salon Sense 300(サロンセンス 300) KHD-9940」を購入するまで、ヘアドライヤーなんて安いので良いんじゃないって思っていました。
それに今まで使用していたヘアドライヤーは、コイズミのKHD-9700( マイナスイオンドライヤー TiNY タイニー)というコンパクトで軽量タイプなので風量も小さく、ヘアドライヤーをかける習慣もあまり無かったので、ヘアドライヤーに対して特にこだわりもありませんでした。
そもそもヘアドライヤーを買替えようと思った理由は、子供たちが成長し髪の毛が長くなったため、ヘアドライヤーで髪の毛を乾かす頻度が多くなり、今までのヘアドライヤーでは乾くのに時間がかかるようになってきたためです。
これまで風量の大きい物や多機能のヘアドライヤーを使ったことがなかったので、今回このヘアドライヤー「KOIZUMI コイズミ Salon Sense 300(サロンセンス 300) KHD-9940」を使った瞬間「おっ!これ良い~」って思ってしまいました。
このヘアドライヤーは2020年11月に発売されたばかりなので、口コミやレビューなどがなく購入するのが少し不安でしたが、購入して良かったと思える商品だったので、メーカー(小泉成器)の製品情報に載っていない情報や使用してみた感想など紹介していきます。
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コイズミ ヘアドライヤー KHD-9940を購入した理由
これまで使っていたコイズミのKHD-9700( マイナスイオンドライヤー TiNY タイニー)では風量が弱いため、頭皮の近くに当てると熱くなりすぎますし、離すと風量が足りなく乾かすのに時間がかかっていました。
そこで早く髪を乾かせるように風量が大きくて、熱すぎると子どもたちがヘアドライヤーを嫌がるので、温風の温度が調整できるヘアドライヤーがないか探してみることにしました。
ヘアドライヤーを検索してみると、メーカーがいくつもあり種類も多く価格も安い物から高い物まであるので、簡単には決められませんでした。
それで、ヘアドライヤーを選ぶ条件を絞って決めることにしました。
条件1.大風量
今まで使っていたヘアドライヤーの風量が1.2㎥/分なので、2.0㎥/分以上の物。
条件2.温度調整
今まで使っていたヘアドライヤーが「HIGH:約110℃ LOW:約90℃」で特に温度差が感じられなかったので、スカルプモード(約60℃)か温度調整機能がある物。
条件3.価格
ヘアドライヤーに数万円はかけられないので、頑張っても1万円ぐらいまでの物。
この条件で探したところ、当てはまる物が2つ出てきました。
分かりやすくするために、表で比べてみました。
製品名 | KHD-9940 | KHD-9020 |
製品画像 | ||
メーカー | コイズミ | コイズミ |
最安価格 | ¥9,869 | ¥4,781 |
風量 | 2㎥/分 | 2㎥/分 |
イオン名称 | イオンバランス | マイナスイオン |
風量調整 | 6段階 | 無段階 |
温度調整 | 5段階 | 無段階 |
消費電力 | 1300W | 1300W |
サイズ | 約184(W)x218(H)x84(D) mm(集風器付) | 約258(W)x237(H)x102(D) mm(集風器付) |
重量 | 500g | 610g |
折りたたみ | × | ○ |
温冷自動切替 モード | ○ | ○ |
比べてみると基本性能はほぼ同じにみえますね。
基本性能と価格だけでみるとKHD-9020を選ぶと思いますが、KHD-9940の方がサイズが小さく重量も若干軽いです。
また、イオンバランステクノロジーを搭載していて静電気を抑制し、まとまりのある髪へ。
しかもヘアカラーの退色も抑えられるそうです。
最後の決め手は、デザインが良くホワイトのヘアドライヤーが欲しかったので、KOIZUMI コイズミ Salon Sense 300(サロンセンス 300) KHD-9940に決めました。
ちなみにSalon Sense 300(サロンセンス 300)とはプロフェッショナルな機能性と使いやすさを両立したKOIZUMIが誇る、理美容商品のフラッグシップシリーズだそうです。
KOIZUMI
コイズミ ヘアドライヤー KHD-9940 購入品紹介
KOIZUMI コイズミ Salon Sense 300(サロンセンス 300) KHD-9940/W ホワイト
外箱と中身です。中身は本体と取扱説明書しか入っていません。
本体の色はパールホワイトでメッキ部分はゴールドです。
つや消しのパールホワイトが高級感があります。
サイズ感
サイズはこんな感じです。
以前使用していたヘアドライヤーとの比較
比べてみると大きさが一回り違いますし、以前使っていたヘアドライヤーの質感が安っぽく(実際安いですが・・・)見えますね。
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コイズミ ヘアドライヤー KHD-9940を使ってみた感想
実際に使ってみました。
●スイッチをONにすると、温風と風量が最大でイオンバランスモードもONの状態で始まります。さすがに風量は強く、以前使っていた物よりぜんぜん乾くのが早くなりました。
●集風器(フレックスノズル)は、アウターノズルとインナーノズルがあり、回して位置を変えることにより、スポット(風圧:強)とワイド(風圧:弱)に切替えができます。
●風量は6段階で、最小でもそこそこ風量はあります。
●風温は5段階ですが、1はCOOLで2~5がHOTになるので温風は4段階なります。
HOTで使用中に風温ボタンの(HIGH)と(LOW)を同時に押さえている間は冷風(COOL)が出てきます。
●次に温冷自動切替えモードを試してみました。
これは約3秒ごとに温風と冷風が自動で切り替わっていきます。これも初めての体験ですが、なかなか良いと思います。
後から気づいたのですが、通常は冷風と一番暑い温風の切替えで、温冷自動切替えモード作動中に風温を下げるとその温度と冷風の切替えになります。
これだと、その季節やその日の気温に応じて温度調整ができるので、一年中温冷自動切替えモードが使えると思いました。
●騒音も風量の割に静かだと思います。以前の物は甲高い音でしたが、これはモーター音より空気を吸い込む音の方が大きい感じがしましたが、特にうるさいとは思いませんでした。
●重さは以前の物より重たくなりましたが500gと最近の大風量ヘアドライヤーの中では軽い方になりますので、そんなに重たいと感じることはなかったです。
●イオンバランスモード中は、イオンバランスランプが白色とピンク色に交互に点灯します。
●このヘアドライヤーのボタン配置は、全て片手で操作できるようになっています。それに風量スイッチと風温ボタンの形状を変えているので、目視しなくても簡単に操作できるところがよく考えてあるなと思いました。
コイズミ ヘアドライヤー KHD-9940の良かったところ(メリット)
1.大風量なのにコンパクト
大風量なのに先が長くないので、小学生2年生のの娘が1人で使えました。
2.風量と温度調整が出来る
風量と温度調整が大変便利でした。2才の娘の髪も優しく乾燥できます。
3.温冷自動切換えが良い
初めての使用しでしたが、自動で温風と冷風が切り替わるので、ドライヤー自体を動かさないのが良いです。
自動切換えでも温風の温度が調節できるので、熱いのが苦手な人でも上手く使えます。
コイズミ ヘアドライヤー KHD-9940の少し残念なところ(デメリット)
1.折りたためない
折りたためないのでコンパクトに収納ができません。
しかし基本的に自宅でほぼ毎日使用しますし、持ち運びもしないので折りたためなくても良かったです。
それに折りたためないことにより、ボタン類を片手で操作できるような配置にしたのかもしれませんね。
2.1200Wのコンセントが使えない
このヘアドライヤーの出力が1300Wの為、我が家の洗面台のコンセントが1200Wなので許容オーバーになってしまいます。
短時間の使用なら大丈夫だと思いますが、あまり使用し続けると配線が熱を持ちショートしたり火事になる恐れがあるので、壁のコンセントに直接さして使う方が良さそうです。
まとめ
大風量のヘアドライヤーは、やはり乾きが早いです。
また大風量なのにコンパクトで、鼻先が短いので小2の娘も1人で使えます。
家族でも年齢によって髪質や髪の太さや長さが違うので、細かい調整ができるのがとても良かったです。
今回購入したヘアドライヤーの風量は2㎥/分でしたが、我が家ではこの風量で充分でした。これ以上の物だと強すぎかなって思いました。
人気のあるヘアドライヤーはパナソニックやダイソンなどで興味がありましたが、今回は予算的に見送りました。
しかし、今回購入した「KOIZUMI コイズミ Salon Sense 300(サロンセンス 300) KHD-9940」がとても使いやすく、機能も充実しているのでこの製品を選んで正解でした。
それにイオンバランステクノロジー搭載で、髪の毛のケアとヘアカラーの退色を抑えるので、小さな子から大人まで家族全員で使えるのでオススメのヘアドライヤーです。
まだ使用し始めたばかりなので、今後気になる点がでてきたらまた報告したいと思います。
(2021/04/15追記)
使い始めて3ヶ月経ちましたが、今でも毎日このヘアドライヤーを使っています。
このヘアドライヤーの良いところを見つけました。
それは市販の白髪染めを使っているのですが、2ヶ月経っても髪が黒いままなところです。
今までは2ヶ月経つと根元は白くなるのは当然ですが、染めた白髪が黒から茶色や白になって髪の表面にぽつぽつと出て目立ってきます。
それがまだ黒いままなので、本当に「ヘアカラーの退色も抑えられる」と謳っているだけあると思いました。
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